シール印刷機について

シール印刷機は、一般的な紙への印刷機とは異なり、粘着剤がついた素材(タック紙)に印刷し、同時に複雑な形状へ切り抜く(ハーフカット)工程を連続して行うことができる特殊な機械です。

今回はシール印刷機についてご説明いたします。

平圧式・輪転式

主に「平圧式」や「輪転式」といった方式が採用されています。平圧式は、ハンコを押すような垂直の動きで印刷を行うため、小ロットの生産や精密な位置合わせが必要な製品に適しています。一方で、輪転式は円筒状の版を回転させて印刷するため、大量生産において非常に高い効率を誇ります。

一般的な印刷機との違い

一般的な印刷機と最も異なる点は、表面への印刷だけでなく、「抜き加工」と呼ばれる工程を同時に行える点にあります。シールは「表面の基材」「粘着剤」「剥離紙(台紙)」の3層構造でできており、シール機は台紙を切り抜かずに表面の基材だけを特定の形にカットする「ハーフカット」という高度な技術を連続して行います。

高度な多色刷りの技術

シール機で多色刷りを行うプロセスは、製品の視認性やデザイン性を高めるために欠かせない技術です。多色刷りとは、基本となるCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)や特定の「特色」を、一色ずつ順番に重ねていく作業を指します。この工程で最も重要となるのが「見当合わせ(けんとうあわせ)」と呼ばれる技術です。わずか0.1ミリのズレであっても、色が重なる部分でぼやけや違和感が生じてしまうため、極めて高い精度が要求されます。

一般的なシール印刷機では、色の数だけ印刷ユニットが並んでおり、シート状やロール状の素材が機械を通過する間に、各ユニットで一色ずつインクが転写されていきます。平圧式シール機の場合は、一色ごとに版を交換するか、複数の版を並べて段階的に印刷を行いますが、構造上、小回りが利くため多品種少量の多色刷りに適しています。一方で、輪転式シール機は複数の胴が連動して回転するため、高速でありながら安定した多色印刷が可能です。

当社の製作実績をご紹介

当社でもシール印刷機で作成したシールをはじめとしたさまざまな種類のラベルを製作しています。

末吉ネームプレート製作所では、お客様のご要望・仕様に応じて、高品質な製品をご提供致します。是非一度ご相談下さい。

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