ラミネート加工について

2021年2月22日

ラミネート加工とは、一般に包装材料の強化などのため、プラスチックフィルム・アルミ箔・紙などの薄い材料を貼り合わせて層にすることを言います。また、似たような加工では、パウチ加工と呼ばれる、保護したい紙を挟み込むように両面にラミネート加工する加工もあります。これは、飲食店のメニューなどで多くの方が目にしているかと思われます。

ラミネートは銘板作成においてもシール印刷、シルク印刷、インクジェット印刷などで使用します。シール銘板などの表面にラミネートをかけることで銘板の仕上げにすることが多いのです。 今回はシールやシルク印刷製品などの作成に欠かせないラミネートについてご紹介していきたいと思います。

ラミネート加工とは

ラミネートとは冒頭でも述べた通り、包装材料の強化などのため、プラスチックフィルム・アルミ箔・紙などの薄い材料を貼り合わせて層にする加工法のことです。 銘板製作においては、インクの退色防止光沢性を出すこと、耐衝撃性引裂強度の向上によって材料自体の補強をすることなどが目的です。

ラミネートの加工方法

ラミネートはフィルムの圧着の仕方という点から2種類に分けることができます。

コールドラミネート

印刷物の片面をラミネートして用途によって使い分ける事が出来るラミネート加工です。糊のついたフィルムを圧力で定着させるため、ローラーによる自重をかけた加工が可能です。屋外用途のポスターや、床面に施工することが出来るフットラミネートなどといった用途に適しています。

ホットラミネート

熱で溶ける糊を使ったフィルムで加工するため、100度以上の熱をかけることができるようになっています。両面から挟みこむように加工するパウチラミネートといわれるタイプの加工です。耐水性のあるポスターや、メニュー表といった用途に適しています。

表面のツヤの出し方

ラミネートには表面のツヤの出方で大きく2種類に分けることもできます。

グロスラミネート

光を反射しやすいラミネートで、表面がつるつるしていて光沢を帯びているものに仕上がります。また色の見え方も鮮やかで、明るい雰囲気になり、写真のような鮮やかさを演出することが可能です。

マットラミネート

照明や光による乱反射を防ぐツヤ無しを施したフィルムのラミネートです。仕上がりが落ち着いた感じになり、屋内に展示するポスターなどによく利用されています。グロスラミネートより高級感を出すことができます。

ラミネートの種類

ラミネートと一口に言っても、その種類は様々です。ラミネートの種類により、品質、UVカット性、耐久性、質感、見た目などが変わっていきます。

ラミネートにはどのような種類があるのか、何点かご紹介していこうと思います。

PPラミネート

ポリプロピレンの基材で非常に安価で透明度が高いフィルムです。ただし耐久性が低いため、長期に渡った使用には不向きです。使用するフィルムによってグロスやマット、ホログラムなど様々な表面に仕上がり、主に製品パッケージや本の表紙などに使用されています。

PETラミネート

PETの基材で、強靭で耐水性、耐熱性、耐衝撃性があり、防湿性やガス遮断性にも優れています。また、安価で高透明、耐久性に優れたフィルムです。写真の長期保存用や飲食店のメニュー、診察券などに使用されており、印刷物のコントラスト上昇やインクのムラの均一化などの効果があり、高級感のある仕上がりとなります。

塩ビラミネート

塩ビの基材で、安価かつ耐久性に優れるため、主に看板用途に使用されます。また、難燃性、耐薬品性、耐久性に優れています。UVカット剤を含むフィルムでは、インクの退色を遅らせ、より長期の屋外掲示が可能になります。ただし他の基材のラミネートに比べやや透明度が低いため、本格的な写真や作品用途には適しません。

アクリルラミネート

やや高価ですが、透明度と耐久性、平滑度に優れており、本格的な写真や作品用途に最適です。UVカット剤を含むフィルムでは、インクの退色を遅らせ、より長期間美しく作品を掲示することが可能となります。

フロア用ラミネート

床広告用に開発された専用ラミネートです。店舗の入り口等にある床案内などがそれにあたります。適度な厚みと表面のエンボス(凹凸)処理により、スリップ抑制効果があります。

ホワイトボード用ラミネート

ホワイトボードマーカーに対応したラミネートで、文字の書き消しができます。

ラミネートは銘板をよりよくするもの

ラミネートには上記でご紹介した通り様々な種類があり、 価格帯や用途、製品をどのような見た目にしたいかなどで使い分けることができます。マットな見た目のものからツヤのある見た目のものなど使用するフィルムにはさまざまな種類があります。印刷物の写真を鮮やかに見せたり、光の反射などを抑えたりすることもできます。

印刷物の種類やコンセプトによって、見せ方を選べるのもラミネートの大きな魅力です。 銘板を製作する際には、ぜひラミネートにもこだわってみてください。

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