ビク刃について

ビク刃(ビク型)とは、ベニヤ板などのベースに溝を掘り、SK材(炭素鋼)の刃物を埋め込んだ抜き型のことです。シール印刷やシルク印刷を施した紙、樹脂、フィルム材料などを任意の形状に型抜きする際に使用されます。今回はそんなビク刃についてご説明いたします。

ビク刃とは

ビク刃とは、紙や樹脂、フィルムなどの量産を行う際、加工に使用される抜型のことです。複雑な形状の製品の加工にも向いており、正確な形状で大量生産を行うことができます。ラベルやシルク印刷製品、ガスケット等様々な製品の加工に向いている加工方法です。

ビク刃の由来

「ビク刃」という名称はドイツのライプツィヒで製造されていたビクトリア方式で造られた打ち抜き機に由来しており、それに使用される型の呼び名である「ビク刃」が浸透したものです。

また、「トムソン刃」とも呼ばれており、こちらはアメリカのジョン・トムソン氏がオーナーを務めていたトムソン社 の打ち抜き機に由来しており、それに使用される型に対する通称として「トムソン刃」が、広く浸透していったものとされています。

主に東日本では「ビク刃」、西日本では「トムソン刃」という呼ばれ方をすることが多いようです。

ビク刃のメリット・デメリット

それではビク刃での製品加工においてのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

コストパフォーマンスが高い

金属を削り出して製作する金型に比べて、木型を使用するため型代が非常に安価です。

短納期

製作工程が比較的シンプルなため、急ぎの案件や試作にも短納期で対応することもできます。

複雑・多様な形状に対応

刃を曲げて加工するため、曲線や角など複雑なデザインの抜き加工を行うことが可能です。

刃の交換・メンテナンス

刃の交換が可能なため、刃が摩耗しても型全体を作り直す必要がありません。

多様な材料

紙、シール、樹脂、薄い金属板など幅広い材料に使用することができます。

デメリット

それでは反対にビク刃のデメリットにはどのようなものがあるかもご紹介します。

耐久性が低い

金型に比べると耐久性は落ちてしまい、数万回程度の「ショット」が目安です。

寸法公差

金型に比べて、寸法公差は±0.1mm〜程度とやや大きくなります。

継ぎ目(ジョイント)

刃の接合部に「ジョイント」と呼ばれる微小な切れ残りが生じます。

細かい形状の限界

刃の厚みに制限があるため、超微細な形状の加工には向きません。

ビク刃は低コストかつ大量生産に向いた加工方法

ビク刃は紙やフィルム等薄い材料を大量に加工するのに非常に向いた加工方法です。金型に比べてもコストを抑えることができ、また精度も高い加工を行うことができます。加工方法にお困りの方、薄物の大量生産を検討している場合はぜひ末吉ネームプレート製作所にご相談ください。

当社の製作実績をご紹介

当社ではシルク印刷やラベル等でビク刃の加工を採用しております。

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