PL法と警告ラベルについて

2026年7月31日

PL法とは、製品などの欠陥によって、生命、身体または財産に損害が生じた場合に、被害者が製造業者などに対して損害賠償を求めることができる法律です。1995年にPL法が施工されて以来、製品の安全性だけでなく、誤使用等による事故を防ぐため、警告ラベルや安全標識は非常に重要なものとなりました。

今回は、単なるシールやプレートと思われがちな警告ラベルについて、法規制や規格の観点からその重要性についてご説明いたします。

PL法の対策

PL法の対策は大きく分けて2つのポイントがあります。1つ目が製品の安全性を高める「製品安全対策」、2つ目が事故や訴訟に備える「責任防御・リスクマネジメント対策」です。今回の警告ラベルは1つ目の「製品安全対策」にあたります。

警告ラベルで注意すべきポイント

警告ラベルを制作する際は様々なポイントがあります。以下にてご紹介します。

耐久性

警告ラベルを製作・表示する際のポイントは、警告ラベルの「耐久性」です。製品が出荷された時点では綺麗に貼られていても、長年の使用により剥がれ落ちてしまったり、インクが退色して文字が読めなくなったりしてその状態で事故が発生した場合、「メーカーは適切な警告を行っていなかった」と、表示の欠陥による責任を問われる可能性があります。

そのため、設置される環境(高温、油分、屋外の紫外線など)に合わせて、長期間にわたり警告としての機能を果たすことができる素材と製法を選定することが必要です。

デザイン

警告ラベルのデザインにもポイントがあります。ただ目立てば良いというものではなくデザインする際のルールが存在します。警告ラベルを貼りつける先の危険度に応じた「色」と「シグナルワード」の使い分けが「JIS Z 9101(安全色及び安全標識)」や「ISO 3864」といった規格により定められています。

切迫した危険を示す「危険(DANGER)」は赤色背景に白文字、潜在的な危険を示す「警告(WARNING)」はオレンジ色背景に黒文字、軽傷を負う可能性がある「注意(CAUTION)」は黄色背景に黒文字を使用します。さらに、言語の壁を超えて直感的に危険を伝えるピクトグラムを正しく組み合わせることでグローバルスタンダードな安全設計に繋がります。

以下のコラムでも説明しておりますので、ぜひご参照ください。

海外向け規格

海外へ製品を輸出する場合には、各国の独自規格への対応が求められる場合があります。特に北米向けの輸出製品において非常に重要なのがUL規格です。UL規格では、製品本体だけでなく、貼り付けられるラベル自体にも難燃性や耐久性などの厳しい認定基準が設けられていることが多く、現地の規格をクリアできる素材選びが重要となります。また、管理に関しても非常に厳しい基準が設けられています。

まとめ

警告ラベルは、安全性をより高めるために非常に重要な安全装置の一部です。末吉ネームプレート製作所では、お客様の使用する製品がどのような環境で使用されるのかによって、最適な材質や印刷方式をご提案可能です。

当社の製作実績をご紹介

当社では環境に合わせた様々な材質のラベルを制作しています。

末吉ネームプレート製作所では、お客様のご要望・仕様に応じて、高品質な製品をご提供致します。是非一度ご相談下さい。

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